オリックス・森友哉捕手(30)が4日、大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、現状維持の4億円でサイン。今年は50試合で打…

 オリックス・森友哉捕手(30)が4日、大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、現状維持の4億円でサイン。今年は50試合で打率・205、1本塁打、14打点。打率、本塁打、打点はいずれも自己ワーストで、来季へ「自分に対して負けない」と逆襲に燃えた。(金額は推定)

 苦しいシーズンだった。「出だしから最後までつまずいた」。オープン戦中に右脇腹痛。5月に1軍復帰したものの、7月に右太もも裏筋損傷。「すごいふがいない1年」。今季は故障に苦しんだ移籍3年目。「全てにおいて悔しかった」。言葉に実感がこもった。

 今季のチームは若月が正捕手としてゴールデングラブ賞とベストナインに選出された。この状況に森は「もう一回、正捕手を奪いにいけるように」と燃えている。11月には若手に交じって秋季キャンプに参加。バットを振り込んだ。

 来季が4年契約の最終年。「戦う気持ちっていうのを12月から、来シーズン常に持ち続けながら過ごせたら」。巻き返しを誓う2026年。攻守で輝きを放つ。