「卓球・混合団体W杯」(4日、成都) 日本はステージ2の最終戦でパリ五輪男子団体銀メダルのスウェーデンを8-0で下し、…
「卓球・混合団体W杯」(4日、成都)
日本はステージ2の最終戦でパリ五輪男子団体銀メダルのスウェーデンを8-0で下し、無傷の6連勝を決めた。
第1試合の混合ダブルスでは戸上隼輔、早田ひな組がシェルベリ兄妹を相手に激戦となった第1ゲームを18-16で奪うと、第2、3ゲームも競った展開を制し、3-0で勝利。絶好のスタートを切った。
続く第2試合の女子シングルスは東京五輪銅メダリストの伊藤美誠が3-0で勝利。第3試合の男子シングルスで松島輝空が2ゲームを奪い、試合を決めた。
試合後、伊藤は「混合ダブルスが3-0で回してくれて、すごく助かりましたし、リラックスして試合に臨めました」と振り返った。松島も「過去に1度やって負けているので、リベンジを果たしたいと思っていた」とうなずき、5日の日韓戦に向けて「韓国の選手はどの選手も強い。いい準備をして勝てるように」と見据えた。早田も「全勝できてるので、チーム一丸となって頑張りたい」、戸上も「1つの山場。チーム一丸で頑張ります」と気持ちを引き締めた。
今後は韓国、フランス、中国との対戦が控える。
混合団体は28年ロサンゼルス五輪で正式採用となった種目。試合は第1試合が混合ダブルス、第2試合が女子シングルス、第3試合が男子シングルス、第4、5試合は男女ダブルスの最大5試合を行い、先に合計8ゲームを獲得したチームが勝利となる。各選手は最大2試合に出場が可能。日本はステージ1を豪州、インド、クロアチアに全勝で突破。ステージ2も香港、ドイツに2連勝でこの試合に臨んでいた。