<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇4日◇第1日◇愛知・IGアリーナ◇男子ショートプログラム(SP)昨…
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇4日◇第1日◇愛知・IGアリーナ◇男子ショートプログラム(SP)
昨季世界選手権6位の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が、ショートプログラム(SP)に臨み、今季自己最高の98・06点を記録し、2位発進となった。
冒頭の4回転ルッツで3・12点の加点を引き出すと、続く4回転-3回転の連続トーループでも2・58点の加点。トリプルアクセル(3回転半)こそ乱れてわずかに減点となったが、大崩れすることなく演技をまとめ、NHK杯でマークした今季自己最高得点を1・39点更新。自己ベストにも1・14点まで迫る好演技となり、口端を上げて安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
2年連続3度目の出場だが、これまでの最高位は3位。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の前哨戦とも位置づけられる今大会で、存在感を示す。
首位は、108・77点で鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)。フリーは6日午後8時より行われる。