◆ストロングスタイルプロレス「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20…

◆ストロングスタイルプロレス「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20周年記念大会」(4日、後楽園ホール)

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は4日、後楽園ホールで「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20周年記念大会」を開催した。

 前売りで全席が完売した大会。第5試合前に初代タイガーがリングインしファンにあいさつした。パーキンソン病とメニエール病と闘病中の初代虎は、自力で歩いてリングに上がった。超満員のファンからの「タイガー」コールを受けてマイクを持ち、立ち上がったまま「最高に幸せな気分です」と観客に感謝した。

 さらに来年以降に「プロレスを変えます。まず道場を作り、選手を育て、ストロングスタイルが何であるかを教えたいと思います」と約束した。さらに「修斗は40年前に私が作りましたが、技術を入れて戦い方を入れて、精神的な心を入れることがまだ若かったのでできませんでした。これを来年にかけて日本発祥の武道として日本が誇れるプライドを持って作りたいと思います」と掲げた。

 バックステージで新たな武道について「今の修斗に迷惑をかけないように、精神的なものを入れて修斗が武道にするということです」と明かし「道場も開きます。みんなに伝えてまとまって世界の修斗にするようにします」と掲げた。プロレスの道場については「かなり具体的に進んでいます」と明かした

 来年は1981年4月23日に蔵前国技館でのダイナマイト・キッド戦でタイガーマスクが誕生してから45周年。来年4月21日に後楽園ホールで「45周年記念イベント」を開催するが「タイガーマスクへの思いが全国のファンの人にあるんで、夢をかけてくれた人に感謝をしたい」と明かしていた。