<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇4日◇第1日◇愛知・IGアリーナ◇ペア・ショートプログラム(SP)…

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇4日◇第1日◇愛知・IGアリーナ◇ペア・ショートプログラム(SP)

3年ぶりの優勝がかかる愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(りく、23)木原龍一(33)組(木下グループ)が、77・32点で首位発進となった。

2人横並びで跳ぶ3回転トーループは着氷が乱れてわずかに減点となったものの、スロー3回転フリップやリフトを決めるなどして得点を上積み。大きなミスなく演じきり、三浦は満面の笑みを浮かべて木原の顔をのぞき込んだ。

木原は「今日はしっかりレベルを取ることができてよかった」。三浦は「前回はジャンプでパンクしてしまったんですけど、今回は締めることができた」とし「考えすぎす、練習通り、いつも通りできるようにしたい」と誓った。

来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の金メダル候補。昨季は世界選手権を2年ぶりに制し、今季も世界のトップ選手が集うグランプリ(GP)シリーズで2連勝を収めた。

同シリーズ上位6組が集結する今大会は、五輪前哨戦。2カ月後の大一番へ、弾みをつけたいところだ。

フリーは5日午後7時35分開始予定。