プロボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)は4日、タイ・バンコクで総会を開催した。各階級の指名試合などをそれぞれ決め…
プロボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)は4日、タイ・バンコクで総会を開催した。各階級の指名試合などをそれぞれ決め、バンタム級は1位の那須川天心(27=帝拳)が3位で元2団体統一スーパーフライ級王者のフアンフランシスコ・エストラダ(35ーメキシコ)との挑戦者決定戦に臨むように指令を出した。那須川は11月24日、WBC世界同級王座決定戦に出場。元WBA世界同級王者井上拓真(29=大橋)に判定負けし、格闘技とボクシングを通じてキャリア初の初黒星を喫していた。
一方、エストラダはスーパーフライ級時代に井岡一翔(36=志成)のライバル王者として知られ、井岡も統一戦を希望していた元2階級制覇王者、24年6月、現3団体統一同級王者ジェシー・ロドリゲス(25=米国/帝拳)に7回KO負けを喫してWBC世界同級王座から陥落し、バンタム級に転向していた。