世界ボクシング評議会(WBC)は3日、タイ・バンコクで開催中の年次総会で、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)…

 世界ボクシング評議会(WBC)は3日、タイ・バンコクで開催中の年次総会で、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=と元世界2階級制覇王者で同級3位のフアン・フランシスコ・エストラーダ(35)=メキシコ=にWBC世界同級挑戦者決定戦を行うよう指令した。

 那須川は11月24日にトヨタアリーナ東京で行われたWBC世界同級王座決定戦で世界初挑戦。井上拓真(29)=大橋=に判定負けし、デビュー8戦目での王座獲得はならなかった。

 元WBAスーパー・WBO世界フライ級統一王者、元WBAスーパー・WBC世界スーパーフライ級統一王者のエストラーダは、昨年6月にジェシー“バム”ロドリゲス(米国、帝拳)に7回KO負けしWBC世界スーパーフライ級王座から陥落。今年6月のバンタム級転向初戦でカリム・アルセ(メキシコ)に10回判定勝ちしている。

 戦績は那須川が7勝(2KO)1敗、エストラーダが45勝(28KO)4敗。