滝川(兵庫)の投打二刀流で前主将・新井瑛太投手(3年)が青学大に合格したことが2日、分かった。地元阪神などプロが注目した…
滝川(兵庫)の投打二刀流で前主将・新井瑛太投手(3年)が青学大に合格したことが2日、分かった。地元阪神などプロが注目した逸材は関係者を通じて、「質の高い練習をするチームで、二刀流に挑戦させていただきます。打者での実力と高校から始めた投手の可能性を捨てたくない」と二刀流を継続する意思を表明した。
当初は打者として評価を集めていた新井は、3年夏以降にさらに投手としての実力をレベルアップ。指導者から二刀流でプレーするチャンスをもらい、DH制を採用する東都大学野球リーグで投手・外野手としてプレーする見込みだ。
中学・明石ボーイズ時代は外野手で、4度全国大会に出場。滝川では1年秋に投手に転向し、わずか1年半で最速153キロを計測。高校通算15本塁打を誇り、2年秋に二刀流としてNPBスカウトから注目を集めた。4年後、成長が実れば、NPBに同大学初の二刀流選手が誕生する可能性もある。「スタートラインに立つチャンスはもらえたので、青学からNPBへ即戦力の(同大学から初の)二刀流を目指します」と力を込めた。