やっぱりOZAWAはOZAWAだった。プロレスリング・ノアは2日、東京ドームシティバイキングゾーンにファンを集めて屋外公…
やっぱりOZAWAはOZAWAだった。
プロレスリング・ノアは2日、東京ドームシティバイキングゾーンにファンを集めて屋外公開記者会見を開催。来年元日の日本武道館大会で行われるGHCヘビー級王座戦で激突する王者Yoshiki Inamura(稲村愛輝、33)と挑戦者OZAWA(29)が顔を合わせた。
ここ最近、言動がおとなしくなっていたOZAWAはこの日も稲村にOZAWAカステラをプレゼントし、和気あいあいとトークを繰り広げた。
稲村が「(防衛戦で)指名したかったオポネント、相手はいたんですけど、そんな中カットインしてまでGHCヘビーへのベルトへの思いっていうのをぶつけてくれたミスター・オザそのオネストハートをしっかりレシーブしたいと思います」と言えば、OZAWAも悪の権化から改心したことを強調。
「私、散々今までひどいこと、先輩をおとしめるようなことを言ってきましたけど、9月のN-1すごく私も気合入ってて、その中で第1戦目で大ケガしてその後全飛ばしですからね。チケットを買っていただいたお客さまにも本当に申し訳ないことをしたなと思うし、そこで本当に改心ですよね。心を入れ替えて誠実に頑張ろうと決めてますので、そこを信じてください」と話した。
そして最後に2人で仲良く記念撮影。OZAWAは稲村を背後からハグした。しかし次の瞬間だった。OZAWAは素早く、持ってきたつえをつかむと、背後から稲村を殴打。そのままボコボコにすると、倒れた稲村の口にOZAWAカステラを突っ込み、「おい、粗末にすんなよ! ちゃんと食えよ!」と言い放ち、ファンのブーイングの中、高笑い。
人間そう簡単に生まれ変わることはできない。完全に極悪軍団チーム2000Xの中心人物に戻ったOZAWAの前になすすべがなかった稲村はファンに向かって「サンキュー、ありがとう! ミーのことはトラストしていてね」と呼びかけた。