バルセロナのウルグアイ代表DFアラウホ(26)がメンタルを回復するため、無期限の休養をクラブに申し入れたとスペイン紙マル…
バルセロナのウルグアイ代表DFアラウホ(26)がメンタルを回復するため、無期限の休養をクラブに申し入れたとスペイン紙マルカ電子版が1日に報じた。
アラウホは先月25日に0-3の大敗を喫した欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第5節チェルシー戦で、前半終了間際に2枚目のイエローカードを出されて退場処分となり、厳しい批判を受けていた。しかし同紙によると、これは氷山の一角であり、ここ数週間、精神的な問題を抱えていたという。
アラウホはその後、先週末のアラベス戦を欠場したが、クラブはその理由について、ウイルス性胃腸炎と発表。そして1日に練習場を訪れたものの、チームメートと一緒に練習しなかった。
この状況下、アラウホの代理人が同日午前中にバルセロナの練習場を訪れ、クラブと話し合いを実施した。その目的はアラウホのメンタル回復を図るためであるとのことだ。
フリック監督は2日に行われるアトレチコ・マドリード戦に向けた前日会見で「ロナルドは試合に出る準備ができていない。それは私的な問題なので、これ以上話すつもりはないし、皆さんにも尊重してほしい。私が言えるのはそれだけだ」と言及し、いつ復帰できるか分からない状態であることを示唆した。
この件に関して、関係者全員がアラウホの早期復帰を目指し、団結すべき時だと認識しており、選手たちは最大限のサポートおよび理解を示していると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)