◆バスケットボール男子 W杯アジア1次予選 日本80―73台湾(1日、台湾) B組で世界ランク22位の日本は同67位の台…

◆バスケットボール男子 W杯アジア1次予選 日本80―73台湾(1日、台湾)

 B組で世界ランク22位の日本は同67位の台湾と敵地で対戦し、80―73で格下相手に辛くも勝利した。28年ロサンゼルス五輪予選を兼ねる27年のW杯出場へ、ホーバスジャパンが連勝で滑り出した。1次予選B組には中国と韓国も入り、来年7月までホームアンドアウェー方式で6試合を戦い、上位3チームが突破する。

 シューティングガードの西田優大(三河)は両チーム最多の21得点と躍動。第2クオーターでは3本の3ポイントシュートを決めるなど、日本に流れを引き寄せた。「準備したものがやっと出せたが、ターンオーバーが目立ってしまったので反省」と勝利に貢献しても、慢心はしていない。

 今後は来年2月26日に中国、3月1日に韓国を相手に、沖縄アリーナで戦う。「この2連戦はタフな試合が待っている。シーズン中に準備して臨みたい」と負けられない試合は続く。トム・ホーバス・ヘッドコーチも「これからもっと、もっと、もっと、もっといいバスケをしたい。楽しみ」と笑みを交えて残りの戦いへ意気込んだ。