レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督(44)がジローナ戦後、「VARで確認されなかったのは驚きだ」とロドリゴの転倒シ…
レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督(44)がジローナ戦後、「VARで確認されなかったのは驚きだ」とロドリゴの転倒シーンの判定に不満を述べた。
Rマドリードは30日にアウェーで行われたスペインリーグ第14節でジローナと対戦した。前半は両チームが積極的に攻め合う展開となる中、エムバペが40分に混戦から強引にゴールネットを揺らすも、ハンドの判定でノーゴール。その直後にウナヒの強烈なシュートで先制点を許した。
後半に反撃し、22分にビニシウスが獲得したPKでエムバペが同点弾を記録。それ以降、猛攻を仕掛けたが最後まで決勝点を奪えず、1-1で終了した。これでリーグ戦3試合連続引き分けとなり、バルセロナに首位の座を譲り、勝ち点1差で2位に後退している。
試合後、シャビ・アロンソ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙マルカが伝えた。
ジローナ戦について、「後半は改善されたが、決定力が足りなかった。しかし我々はまだ上位につけているし、シーズンは非常に長い。もっとゲームを支配する必要があったので、どうしてそれを継続できなかったのか分析しなければならない」と振り返った。
ロドリゴが1-1の状況下の終盤、ペナルティーエリア内でのコンタクトで転倒したにもかかわらず、PKの笛が吹かれなかったことについては、「VARで確認されなかったのは驚きだ。あれは試合の行方を左右する決定的なプレーだった。あのシーンを見ていないが、接触があったと聞いている」と非難した。(高橋智行通信員)