「競泳・ジャパンオープン」(29日、東京アクアティクスセンター) 昨夏のパリ五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)が取材に応…

 「競泳・ジャパンオープン」(29日、東京アクアティクスセンター)

 昨夏のパリ五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)が取材に応じ、2012年ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎ銅メダルの立石諒さんや、現日本代表の渡辺一平(トヨタ自動車)らを指導する高城直基コーチに現在、指導を受けていることを明かした。池江はこれまでオーストラリアで練習を積んでいたが、9月に拠点を日本に戻すことを発表していた。

 高城コーチとは日本代表活動で行動をともにし、指導方法などを目にする機会も多かった。池江は「フリーランスのコーチで、所属とかは関係なく(指導してもらう)。そういう形態でしばらくは様子を見ようという感じ。一番の決め手は、話した中で自分がやりたいトレーニングと自分が目標としてるところが一致していたこと」と理由を語った。

 この日は100メートル自由形に出場し、55秒35で7位。冬の強化期間中で「テンポ感」をテーマに出場し、「日本選手権に比べたらタイムも上がっている。気持ちよく泳げて、すがすがしい気持ち」と手応えを語った。

 大会最終日の30日は100メートルバタフライに出場予定。2025年を締めくくるレースとなる。「後半のバテを短くしたい。自分の持っている引き出しをたくさん開けながらいい泳ぎができた」と思い描いた。