女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)は28日、長崎ピーススタジアムで、同カナダ代表(同9位)との国際親…
女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)は28日、長崎ピーススタジアムで、同カナダ代表(同9位)との国際親善試合(29日、同所)に向けてトレーニングを行った。
昨年10月にオープンした新スタジアムは、ホテルや商業施設が併設した総合エンターテインメント施設となっている。
長崎駅からも徒歩圏内で、立地的にも日本最高峰のサッカー専用スタジアム。代表戦は男女通じて初開催となる。
バックスタンド側にそびえ立つホテルには、プールやジム、ジェットバスや大浴場などが完備されている一方で、まさかの「弱点?」も明らかになった。
通常、代表戦では試合前日の公式練習が試合会場で行われるが、報道陣に冒頭15分間のみ公開され、残りは非公開で実施される。戦術や出場メンバーが判明してしまうためだが、長崎ピーススタジアムでは、ホテルからフィールドが「丸見え」。ホテルのサイトによると、サウナや大浴場、一部客室からピッチ側を望めるという。
ホテルの共有部分を一時封鎖することは可能かもしれないが、客室に関しては、カーテンを閉めることを強いることは不可能に近いだろう。ピッチを見下ろせるのはホテルのウリなだけに、難しい判断となる。
日本代表を率いるニールセン監督は、「まず明日、最高、最善の自分たちのバージョンをみせたい。日本が長崎でやることで、自信を持ってオーストラリアのアジア杯に向かうように準備ができていることを示したい。選手の姿勢で、チームがまとまってハードワークして勝利をつかもうとしている、それによって自信を得ていることをみせたい。勝つことで自信はつく。それを明日はみせたい」と意気込んだ。