【ヘルシンキ(フィンランド)20日=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会は2…
【ヘルシンキ(フィンランド)20日=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会は21日、ヘルシンキ・アイスホールで開幕する。ペアで愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈(20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)は初のGP表彰台に目標設定。本番リンクで行われた前日練習で森口は、頭上に長岡を投げて受け止めるツイストリフトなどを確認し「メダルを第一目標に頑張っています」と見据えた。
26年ミラノ・コルティナ五輪の日本ペア出場枠は史上初の「2」。2人は2枠目確保に貢献し、世界王者の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)との派遣が濃厚な立場にある。今季GP初戦NHK杯では自己ベスト202・11点で4位。今大会は夏の欧州合宿で練習をともにした昨季世界選手権2位のハゼ、ボロディン組(ドイツ)との競演も実現する。長岡は「『すごくうまくなった!』と褒めてくださった」と自信を深め、21日のショートプログラム(SP)に向かう。