阪神前川右京外野手(22)が19日、兵庫・西宮市内で来季の契約交渉に臨み、100万円減の3100万円で更改した。今季は正…

阪神前川右京外野手(22)が19日、兵庫・西宮市内で来季の契約交渉に臨み、100万円減の3100万円で更改した。

今季は正左翼手兼打線の中軸を担う活躍を期待されながら、出場69試合、2割4分6厘、1本塁打、15打点に終わった。交渉を終えた会見の場で「非常に悔しい1年で、初めの開幕とかはよかったんですけど、そこから好不調が激しく、1軍、2軍の行き来が多い1年でした」と声を絞り出した。

好不調の波を生む要因を「メンタル的にも弱かったですし、技術が足りないからメンタルも安定しない。うまくいっていないときに自分の感情をうまくコントロールできていなくて、それが長続きというか、ズルズルいってしまっていたので、そういうことをしてたらやっぱり1年間通して活躍できないと改めて強く感じましたし、技術がないから精神的にも安定しないと感じました」と分析。今後は自分を信じぬけるだけの技術を身につけていく。

来年は、ドラフト1位の立石正広内野手(22=創価大)ら大学に進学した同学年の選手たちが入団してくる。「自分のことをまずはちゃんとやらないと(競争の)スタートラインにも立てないと思うので、自分自身自問自答してきちんとやっていきたいなと思います」と、自分との対話のオフを迎える。