<明治神宮大会:九州国際大付11-1神戸国際大付>◇高校の部◇決勝◇19日◇神宮九州国際大付(九州・福岡)が神戸国際大付…
<明治神宮大会:九州国際大付11-1神戸国際大付>◇高校の部◇決勝◇19日◇神宮
九州国際大付(九州・福岡)が神戸国際大付(近畿・兵庫)を下して初優勝を果たした。同校は春夏の甲子園を含め、初めて全国大会で優勝した。
初回に吉田秀成内野手(1年)の適時打で先制するなど3点を先行。3-1の6回には高校通算24本塁打のプロ注目スラッガー牟礼翔外野手(2年)が2点適時二塁打を放つなど、4点を追加した。
先発左腕で投打二刀流の岩見輝晟(らいせ)外野手(1年)が3点リードの初回に暴投で1点を返された。ただ、2回以降は立ち直り、9回2死まで無失点に抑えて背番号1の渡辺流投手(2年)が締めた。
楽天やヤクルトでプレーした楠城祐介監督(41)は23年秋に就任後初めての全国大会で一気に頂点まで導いた。
楠城監督は「素晴らしい選手に恵まれて感無量という気持ちです。神宮大会で課題もたくさん出た中で勝たせてもらった。やるべきことはたくさんある。もう1度しっかり鍛えあげて春を迎えたい」と喜びの声を上げた。岩見も「自分が投げてきた中で一番いい投球ができた。みんな仲良しだし、いいところが出た」と笑顔を見せた。