<W杯予選:スペイン2-2トルコ>◇18日◇E組◇セビリア13大会連続17度目のFIFAワールドカップ(W杯)出場を決め…

<W杯予選:スペイン2-2トルコ>◇18日◇E組◇セビリア

13大会連続17度目のFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めたスペイン代表が、公式戦連続無敗の世界記録に並んだことをスペイン紙スポルト電子版が19日に伝えた。

スペインは18日にホームで行われたW杯欧州予選・E組最終節でトルコと対戦した。試合開始から圧倒的にボールをキープし、前半4分にダニ・オルモの先制点で幸先の良いスタートを切った。その後、追加点を奪うのに手こずり、前半終了間際に予選6試合目にして初失点を喫すると、後半開始後に逆転を許す展開となった。

この苦しい状況下、絶好調のオヤルサバルが後半17分に同点弾を記録した。エースのここ9試合で9得点目となるゴールで、チームは敗戦を免れ2-2で引き分けた。これにより、スペインはE組6試合5勝1分け、21得点2失点という成績で、78年大会から13大会連続、通算17度目のW杯出場を決めた。

スペインは今回の勝利により、イタリア代表が18年から21年にかけて樹立した公式戦連続無敗の世界記録31試合に並んだ。デラフエンテ監督率いるチームは23年6月18日の欧州ネーションズリーグ準決勝でイタリアに2-1で勝利し、この記録をスタート。それ以降の公式戦31試合の成績は、25勝6分け、83得点25失点となっている。その間、22-23年シーズンの欧州ネーションズリーグ、24年の欧州選手権の2タイトルを獲得した。

さらにスペインはトルコと引き分けたことにより、世界で唯一、W杯予選のホームゲームで一度も負けたことがない代表チームであり続けている。これまで自国でW杯予選を64試合戦い、無敗を誇っている。

(高橋智行通信員)