「デイリースポーツ杯争奪 2025サザンカップ」(18日、住之江) 1号艇で人気を集めた和田兼輔(38)=兵庫・100…
「デイリースポーツ杯争奪 2025サザンカップ」(18日、住之江)
1号艇で人気を集めた和田兼輔(38)=兵庫・100期・A1=がイン速攻で勝利。通算では20回目、今年初Vを飾った。2着は前原大道(岡山)。3着争いは激戦で2周2Mを先マイの松本純平(埼玉)に軍配。デビュー初優出で優勝を狙った吉田一心(大阪)は4着に終わった。
和田が盤石の逃走劇でライバルを完封。今年のサザンカップを制した。今節から温水パイプを装着。相場に多少の変動はあったが、オレンジモーター24号機は「良かったですね。エンジンのおかげです」と話すように相性は抜群。インからコンマ12のトップSを仕掛け、貫禄の先マイで他艇を突き放すと初日からオール3連対、堂々の優勝でシリーズを締めくくった。
住之江での優出は意外にも2019年2月のG1・近畿地区選以来。「いつも活躍できなくて苦手だった」と負のイメージはあったが、5回目の優出で初めて頂点へ上り詰めた。
今回の優勝を含め、9月の多摩川から6節連続で優出。爽やかな“ワダケンスマイル”を輝かせ「せっかくいいリズムで来ているので、今年の残りは全部優勝するつもりで頑張ります」と全力投球を誓った。