巨人は18日、大リーグ挑戦を決断した岡本和真内野手(29)のポスティング申請手続きを日本野球機構(NPB)に行ったと発表…

巨人は18日、大リーグ挑戦を決断した岡本和真内野手(29)のポスティング申請手続きを日本野球機構(NPB)に行ったと発表した。今後、申請がMLB機構に受理される見込み。

「ずっと行きたい気持ちはあった。交渉の場でずっと話させてもらっていました」。10月22日、球団に容認された後の会見で明かした。14年ドラフト1位で巨人に入団。20、21年に本塁打、打点の2冠、23年に本塁打王も手にした。メジャーでどこまで通用するのか。抱え続けた思いを実現させるため、いよいよ本格交渉が迫ってきた。

代理人のスコット・ボラス氏は12日(日本時間13日)、米国で行われたGM会議の会場で日米報道陣に対応。有力選手のクオリファイング・オファー返答期限の翌日となる19日(同20日)に正式申請を行い、来年1月2日(同3日)までの45日間にわたって交渉を行うと説明していた。

獲得にはヤンキースが最大のターゲットとする方針を固めている。内野補強が急務のブルージェイズ、マリナーズ、レッドソックス、メッツなども本格的な調査を進めており、ヤ軍を軸としたせめぎ合いが予想されている。

岡本は侍ジャパンの一員として15、16日に行われた韓国戦(東京ドーム)に出場。2試合で2打席にとどまったが、「このユニホームを着て戦うことは光栄なことなんで、着られるように頑張りたい」と26年WBCの代表入りに意欲を示していた。