「男子テニス・横浜慶応チャレンジャー国際トーナメント」(18日、慶大日吉コート) シングルス1回戦で、世界ランク158…

 「男子テニス・横浜慶応チャレンジャー国際トーナメント」(18日、慶大日吉コート)

 シングルス1回戦で、世界ランク158位で第1シードの錦織圭が約3カ月ぶりに実戦復帰し、予選から勝ち上がった同793位の市川泰誠に2-1(4-6、6-1、6-1)で逆転勝ちした。

 錦織は左利きの市川を相手に第1セットを4-6と落としたが、第2セットからペースアップ。第4ゲームでこの試合初めてブレークして3-1とすると、第5ゲームには代名詞の「エアK」も繰り出してスタンドを沸かせる場面も。そこからゲームを連取して6-1でセットを奪い返した。

 第3セットはトイレットブレークを取り、掃いていた黒タイツを脱いでコートへ。第3ゲームも圧倒した。

 錦織は8月のシンシナティ・オープンで初戦敗退後、背中の故障などの影響で欠場が続いていた。

 錦織は試合を配信したWOWOWのインタビューに応じ「最終的には楽しかったが、序盤はだいぶ硬さもあり、久しぶりの試合だったので納得いかないところは多かったですけど。初戦なので十分な試合はできたかなと思います」と振り返った。ファンに向けては「ほどほどのいい試合でしたけど。次の試合も頑張ります」と話した。