<マリーゴールド:後楽園大会「BATTLE HEART2025」>17日◇東京・後楽園ホールメインイベントでワールド王者…

<マリーゴールド:後楽園大会「BATTLE HEART2025」>17日◇東京・後楽園ホール

メインイベントでワールド王者の青野未来(35)が、後藤智香(31)と対戦。青野が14分36秒、テキサスクローバーホールドでタップを奪って貫禄勝ちした。

この試合については以前から、ゴチカが王座戦として開催するように強く主張。しかし青野は要求を受け入れず、この日、後楽園ホールに来場したファンの意見を聞いて、王座戦開催の可否が判断されることになっていた。

そしてファンの反応を確かめたロッシー小川代表は腕で×印を作ってゴチカの願いを却下。試合は通常のシングルマッチとして行われた。

それでもゴチカは意地を見せ、場外とリング上、2度に渡って青野をジャイアントスイングでぶん回し、体力を削った。しかし王者はプライドと気力でゴチカを上回り、最後は疲労と83キロまで増量してきたゴチカの重さでスタイルズクラッシュが崩れたが、すかさずテキサスクローバーホールドに移行して勝負を決めた。

青野は試合後のマイクで「どう? このベルト、近づいた気する? 智香、体を大きくしただけじゃ、体重増やしただけじゃ、そんなんじゃプロレスは勝てないんだよ!」と一喝。その上で「でも、智香がマリーゴールドを愛する気持ち、もっともっと盛り上げたいって焦ってる気持ちは、めちゃくちゃ伝わったよ。だから、もっともっと鍛えて、その時が来たら、ベルトかけてやりましょう。待ってるから」とエールも送った。

一方のゴチカは「私はマリーゴールドのムードメーカーだから、こんなところで挫けない! 逃げない! 未来さん、生意気なこと言いましたが、ゴチカは本気で狙ってます、そのベルト。だから、ゴチカがそのベルトを取るまで、しっかり持っとけ!」と絶叫した。

また、試合後のリングに前ユナイテッド・ナショナル王者の“超貴婦人”桜井麻衣が登場。「未来さん、夏のリーグ戦で私たち引き分けたの覚えてますか? 私の今の目標はその真紅のベルトを取ること。もちろん私の挑戦受けてくれますよね?」と王座挑戦を直訴。

青野も「桜井、同い年で好敵手だと私は思っている。そして、あなたに返さなきゃいけない借りもある。もちろん、挑戦受けます」と了承。来年1・3大田区総合体育館大会での王座戦開催が決定となった。