日本ラグビー協会は17日、26年から開催される新国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」に日本代表が参戦すると発表した…
日本ラグビー協会は17日、26年から開催される新国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」に日本代表が参戦すると発表した。
来年から隔年で開催され、テストマッチ開催期間の7月と11月に実施。北半球6カ国と、南半球4カ国に日本とフィジーを加えた6チームが、グループを横断して対戦する。
日本とフィジーは30年までの3大会は南半球4カ国(アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ)のグループに招待国として参加。北半球のイングランド、フランス、アイルランド、イタリア、スコットランド、ウェールズの強豪6チームと対戦する。
来年の第1回大会は、7月は北半球のチームが南半球に遠征し、各3試合を行う。11月は南半球が遠征し、残り3チームと対戦する。日本のホームゲームの一部は、国外で開催される。
6戦で獲得したポイントで順位を決定。ロンドンで行われる「ファイナルズ・ウィークエンド」では、北1位対南1位など、同じ順位同士で対戦する。
土田雅人会長は「世界トップエイトクラスの強豪国が名を連ね、ワールドカップ優勝候補ひしめく本大会への日本の参戦は、日本代表の強化を飛躍的に推し進める大きな転機になると期待しております。私どもは、ネーションズチャンピオンシップ出場の栄誉に恥じることのない活躍を誓い、世界の頂に向け進化を加速させ、強く魅力ある日本代表チームとなることで、大会の成功に貢献してまいります」と期待を寄せた。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「このレベルの大会に継続的に参加することは、私たちが目指すチームへと成長するために不可欠です。2026年の初開催となるネーションズチャンピオンシップは、翌2027年にオーストラリアで開催されるワールドカップに向けた重要な足掛かりとなるでしょう」などとコメントした。
◆26年大会の日本代表(世界ランク13位)の対戦相手
☆南半球シリーズ(7月)
第1ラウンド(R) イタリア(同10位)
第2R アイルランド(同3位)
第3R フランス(同5位)
☆北半球シリーズ(11月)
第4R ウェールズ(同12位)
第5R イングランド(同4位)
第6R スコットランド(同8位)
☆ファイナルズ・ウィークエンド(ロンドン)