全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)を主催する日本実業団陸上競技連合は17日、東北でクマによる被害が相次いでいるこ…

全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)を主催する日本実業団陸上競技連合は17日、東北でクマによる被害が相次いでいることを受け、23日に宮城県で開催するレースの対応策を発表した。開始後にコースから半径100メートル以内にクマが出没した場合、中止するとした。

コースから半径500メートルまでの範囲に出没した場合でも、交通規制や避難誘導に影響が出るケースでは中止とする。

同連合によると、今年の出没件数から仙台市内の広瀬川沿いエリア(5区・仙台市根岸交差点付近、5区・仙台市大町西公園付近)が想定されるほか、1区の松島町、利府町内でも出没する可能性があるという。

クマの予防策として沿道の観客に対しては、大会HPで「クマが目撃されたエリアでの観戦自粛」を呼びかける。