「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるMLBアナリストのロブ・フリードマン氏が17日、自身のXでミゲル・ロハス内野手を…

 「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるMLBアナリストのロブ・フリードマン氏が17日、自身のXでミゲル・ロハス内野手を「最も印象的なマウンド賞」とたたえた。

 4月12日のカブス戦。ロハスは11点ビハインドの八回からマウンドに上がった。山本由伸投手のグラブを借りて登板し、投球前のしぐさやフォームを“完コピ”。約89キロのスローボールで打者を打ち取ると大歓声が沸き上がった。

 右投げのロハスだが、九回は左腕カーショーのフォームに似せて投げ、先頭打者に二塁打を許した。ここで佐々木のモノマネに変更。ベンチでは山本やスネルが爆笑していたが、ケリーに2ランを浴びた。

 2回5失点のロハスは「良くない試合だったから、少しでも楽しもうとしたんだ」と説明していた。佐々木のまねで被弾したことには「(佐々木)朗希のマネは本当にやりづらかった。どうやってあんなに足を上げられるんだろう。あの選択は間違いだった」と試合後に笑いながら明かしていた。

 ロハスはワールドシリーズ第7戦で九回に劇的な同点ソロを放ち、その裏の守備では好プレーでサヨナラ負けを阻止。チームを連覇へ導く立役者となった。キケ・ヘルナンデスと同様に大差で負けているゲームでは、リリーフ陣の消耗を防ぐためにマウンドにも上がる。今オフにFAとなっているが、本人は米メディアにドジャース残留を熱望するコメントを発している。