日本代表は16日、千葉市内でボリビア戦(18日、国立)に向けて調整した。9月のメキシコ戦で負傷し、10月シリーズは選外だ…

日本代表は16日、千葉市内でボリビア戦(18日、国立)に向けて調整した。

9月のメキシコ戦で負傷し、10月シリーズは選外だったDF板倉滉(アヤックス)が新戦力の台頭を歓迎した。

DFラインにケガ人が続出する中、10月シリーズから谷口彰悟(シントトロイデン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)、渡辺剛(フェイエノールト)がスタメンに定着。パラグアイとブラジルには2失点したが、ガーナを完封し、安定感をみせた。板倉は「試合になったらDF陣はみんな誰が出てもようにいいコミュニケーション取ってやらないといけないし、それが必要なポジションだと思っているので、ケガ人が出ているからこそいろいろな選手を試しながら、実際にいいプレーしている選手を、僕も外から見ていますし、そういう選手が出てきたのは間違いなくポジティブかなと思います」とうなずいた。

ワールドカップ(W杯)北中米大会まで残り7カ月。最終ラインを固めて強化を進める策もあるが、現状はケガ人が多いことで、新戦力を試す機会が増えている。「誰が出ても結果が出せる状況にしておかないと、W杯でもケガ人が出ることはあり得ることで、それを瞬時に対応できるようにしておかないといけないなと思います」と本番を想定する。

DFリーダーとしてW杯北中米大会アジア最終予選を最終ラインから支えた。ただ直近は自身の出番がない時に、他の選手が活躍する様子をピッチ外から見守った。

「日本代表なので、層が厚くないといけないし、競争がないといけない。チーム内競争は常にありつつも、試合になったらチームメートなので、一緒に協力してやらないといけない。そういう選手がドンドン出てきているのはチームにとってプラスだし、残りW杯まで少ない期間ですけど、さらに競争は激しくなると思います」

激しい競争を通して森保ジャパンはさらに進化する。