子どもたちに陸上の楽しさを伝えようと、男子走り幅跳びの橋岡優輝(26=富士通)が16日、母校の日大で元トップアスリートの…
子どもたちに陸上の楽しさを伝えようと、男子走り幅跳びの橋岡優輝(26=富士通)が16日、母校の日大で元トップアスリートの両親と小学生対象の陸上教室を開催した。
2021年東京オリンピック(五輪)で6位入賞し、9月の世界選手権東京大会代表にも選ばれた跳躍種目の日本のエース。競技振興や発展を見据えて自身企画のイベントの「助っ人」に呼んだのは、「僕の両親でもあり、陸上競技の先輩」だった。
父利行さん(61)は棒高跳びで日本選手権7度の優勝歴を持つ元ジャンパー。「この前の世界陸上で、世界新記録を出した(スウェーデンの)デュプランティスと一緒の種目をやっていました!!」と元気よく自己紹介した。
母直美さん(57)は旧姓城島として100メートル障害、走り幅跳び、3段跳びで活躍。「今日はみんなで楽しめたらと思います!」と子どもたちに明るく呼びかけた。
家族3人でのイベント運営は初めての挑戦という。司会進行役だった橋岡も「今日は陸上競技を少しでも『楽しい』と思ってくれたらうれしいです」と笑顔であいさつした。
レッスン冒頭は、直美さんが競技の基本動作となる腕振りをレクチャー。橋岡や利行さんも巡回しながら子どもたちを見守った。その後も一緒に400メートルトラックを1周するなど楽しんでいた。