<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第11節:島根81-97北海道>◇16日◇島根県立浜山公園体育館レバンガ北海道…

<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第11節:島根81-97北海道>◇16日◇島根県立浜山公園体育館

レバンガ北海道がBリーグでクラブ初の7連勝を達成し、首位千葉Jにゲーム差1と迫った。日本代表SG富永啓生(24)が自己最多を更新する30得点をマーク。「チームメートが本当に自分のタイミングでパスを供給してくれたり、自分としてもシュートタッチが良く、チームを勝利に導けて良かった。チームメートのおかげ」と、仲間への感謝を口にした。

得意の3点シュートは8本中自己最多タイの7本を決めた。2-0の第1クオーター(Q)1分37秒、初試投でしっかり決めて幸先よく滑り出した。成功率は初の8割超え。第2Q終盤には味方との接触によってベンチに下がるアクシデントもあったが、後半開始から再びコートに立ち、攻撃の勢いを止めなかった。トーステン・ロイブル監督(53)は「本当に素晴らしいパフォーマンスだった」とたたえた。

リーグは2週間の中断期間に入るが、富永は27年W杯アジア1次予選(28日、12月1日台湾戦)に臨む日本代表活動に参加する。「もっともっと自分としてもレベルアップして、日本のバスケットのレベルアップにも貢献できたら」と力をみなぎらせる。

中断明け初戦は12月6日アウェーSR渋谷戦。JBL、NBL時代を含めても、レバンガ北海道の歴史上8連勝はない。富永は「チームメートとの相性もどんどん良くなってきて、自分らしいバスケットが(18戦中)半分ぐらいはできているんじゃないかなと思う。これを続けてやっていけたら」と誓った。