2025年の第五十六回明治神宮野球大会(神宮)は16日、高校の部で2回戦(準々決勝)2試合が行われ、4強が出そろった。 …
2025年の第五十六回明治神宮野球大会(神宮)は16日、高校の部で2回戦(準々決勝)2試合が行われ、4強が出そろった。
英明(四国・香川)が2対1で北照(北海道)との接戦を制し、初の4強入りを決めた。
4回に1点を先制すると、7回には主将の池田 隼人内野手(2年)の適時打で1点を追加。7回裏に1点を返されたが、1点差で逃げ切った。池田は遊撃手として、8回2死満塁で後方の飛球を後ろ向きのまま捕球するスーパーキャッチでチームを救うなど、攻守にわたって勝利に貢献した。
先発の背番号4、松本 倫史朗内野手(2年)が7回途中1失点と好投。2番手で登板した左腕エース冨岡 琥希投手(2年)が無失点に抑えて振り切った。
九州国際大付(九州・福岡)が9回裏の逆転サヨナラ劇の6対5で山梨学院(関東・山梨)を破って、前回出場の2021年に続いて4強入りを果たした。4対5と1点ビハインドの9回、2死満塁から暴投で一気に2点が入って勝利をつかんだ。
2回に2点を先制された。しかし4回から2イニング連続して1点ずつを挙げて追いつくと、プロも注目する右スラッガー・牟禮 翔外野手(2年)のバックスクリーン弾を含め2発で勝ち越した。8回に逆転を許したが、9回からマウンドに上がった山梨学院の菰田 陽生内野手(2年)を攻めて、ミスを誘っての劇的勝利だった。
17日に準決勝の神戸国際大付(近畿・兵庫)-英明、九州国際大付-花巻東(東北・岩手)が予定されている。