<強化試合:侍ジャパン-韓国>◇15日◇東京ドーム3番森下翔太外野手(25)のバットが5回の大量6点につなげた。同点の5…

<強化試合:侍ジャパン-韓国>◇15日◇東京ドーム

3番森下翔太外野手(25)のバットが5回の大量6点につなげた。同点の5回、先頭野村が四球で出塁すると、森下は4球目の直球を中前へライナーではじき返した。「悪くはなかった。やっぱりヒットでつながった方が盛り上がるんで。得点にもつながりやすいかなと思うんで」の言葉通り、続く代打岸田の決勝3ランへつなげた。ピッチクロックへの対応にも「もっともっと体を慣らしたい」と話す。

中堅には岡林が入り、阪神でもなじみの3番右翼でスタメン出場。4番岡本、5番牧とクリーンアップを組んだ。昨秋のプレミア12で4番を務め森下は打率3割5分7厘、1本塁打、9打点とチャンスに強かった。「今回もそこ(クリーンアップ)で得点を取ってほしいということだと思う」と役割は理解している。

この日は“弟分”の西川も7番左翼でフル出場し4回の同点2点適時打など2安打2得点と活躍。「やっぱり試合になったらいい打撃をしますし」と、ほめたたえた。「ミショウ(西川)は、結構自分が気にかけているというか、お互い気付いたことを言う、すごくいい関係です」と話す。1月には中日上林と3人で沖縄で自主トレを行う。「くわしいことはオフにやりながら」と、バットの角度や打撃フォームなど細かい打撃論を交わすつもりだ。「もっともっとお互い高みを目指して、スキルアップしていきたい」。2人とも来年春のWBC本戦でもともに活躍できるように高めあっていく。