「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本11-4韓国」(15日、東京ドーム) 九回に登板した平良海馬投手がピッチク…

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本11-4韓国」(15日、東京ドーム)

 九回に登板した平良海馬投手がピッチクロック違反を取られた。

 7点リードの九回2死二塁。打席にシン・ミンジェを迎えた場面で、球審が右手で左手首をタッチするようなしぐさを見せ、規定の投球時間を超えたことを伝え、1ボールがカウントされた。それでも右腕は最後の打者を見逃し三振に仕留めて試合を締めた。

 平良は「前回の実戦で意外と時間があったので、今回は時間を気にせずにサイン交換をしたんですけど、そしたら時間を過ぎてました」と明かし、続けて「重要な場面ではなかったので、それは大丈夫かなと思っていますし、重要な場面だともう少し意識してやりたいなと思います」と話した。

 右腕は先発した10日の広島との練習試合では、1回をわずか5球の三者凡退に抑えた。普段から投球間隔が短いことから何の問題もなかったが、この日は前回登板を踏まえてマウンドでの振る舞い方、時間の使い方などを計算して試したようだ。

 投手は走者不在時には15秒以内、走者がいる場合には18秒以内に投球しなければならず、規定時間を超えた場合には1ボールが加算される。