「デイリースポーツ杯・F2」(15日、京王閣) 関根健太郎(34)=神奈川・100期・A1=が、小笠原一真マークから最…

 「デイリースポーツ杯・F2」(15日、京王閣)

 関根健太郎(34)=神奈川・100期・A1=が、小笠原一真マークから最終2センターでインを突き鋭脚を発揮して1着。22年11月松戸以来となる3年ぶりの優勝を決めた。なお、ガールズケイリンは当銘直美(愛知)が今年4回目の優勝を手にした。

 関根が判断良くインコースを突いて、3年ぶりの優勝を手にした。今開催は初日から気合が入っていた。初日特選は単騎戦の予定だったが当日欠場が出た関係で山崎司(福島)が関根マークを選択。先行勝負から自らブロックと軽快な動きを披露すると、準決も番手に飛び付き一気差しと縦横無尽にバンクを駆けた。

 決勝は初連係の小笠原一真(青森)をマーク。小笠原の奮闘に乗って最終2センターからインを踏んで一気に突き抜けた。「小笠原君の頑張りのおかげ。久しぶりに優勝できて良かった」と笑顔で振り返った。

 この優勝で競走得点は大幅アップ。残り1カ月半でS級昇格への勝負駆けに臨む。「最近は高木隆弘(神奈川)さんにバイク誘導をしてもらったり、いい練習ができている。もう一度S級に戻れるように、一戦一戦頑張りたい」と全力投球することを誓った。