「SVリーグ男子、サントリー3-0日鉄堺」(15日、おおきにアリーナ舞洲) サントリーが日鉄堺をストレートで下し、開幕…

 「SVリーグ男子、サントリー3-0日鉄堺」(15日、おおきにアリーナ舞洲)

 サントリーが日鉄堺をストレートで下し、開幕から6勝1敗とした。主将のアウトサイドヒッター・高橋藍(24)はチーム2位の15得点を挙げてけん引した。

 新主将は攻守でけん引した。第1セットは途中まで競り合いが続いたが、25-17で先取。第2セットは自らのアタックポイントで1点目を奪うと、チームは2-1から7連続得点で突き放した。第3セットも自身のバックアタックとサービスエースの連続ポイントなどで、粘る日鉄堺を突き放した。

 試合後は「今日は完璧に近い、いいバレーが出せた。いつも序盤にミスが続いたり、リズムが違ったりするが、今日は相手のサーブ、サイドアウトも取れていたので自分たちの強さが出せていい戦いができた」と笑顔で振り返った。

 2シーズン目のリーグ開幕から間もなく1カ月。J愛知から新加入したリベロ・小川智大、セッター・関田誠大とのコンビネーションもかみ合ってきた。「関田選手とのパイプやサイド攻撃はやりやすく、小川選手は広い範囲を取れるので自分も楽」とたたえながらも「現状に満足せず、もっと新しいことを追求したい」と、シーズン中盤以降を見据えた。