<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第11節:島根89-91北海道>◇15日◇島根県立浜山公園体育館快進撃を続ける…
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第11節:島根89-91北海道>◇15日◇島根県立浜山公園体育館
快進撃を続けるレバンガ北海道が、クラブ史に新たな1ページを刻んだ。第4クオーター(Q)残り13・4秒、1点リードながら相手ボール。逆転負けの可能性もある瀬戸際も、全集中のディフェンスで逃げ切った。
クラブ史上初の6連勝を達成(16年のBリーグ発足以降)。トーステン・ロイブル監督(53)は「本当にうれしく思う。今季は僅差の勝利もあり『運も味方している』という話をしていたが、運というのはハードワークすればするほど自分たちについてくる。選手たちのパフォーマンスがよかった」とたたえた。
第1Qは2点ビハインド。さらに第2Q2分8秒で得点源の富永啓生(24)が早くも3つ目のファウルを犯すなど苦しい展開になったが、途中出場の市場脩斗(22)が10得点、ジョン・ハーラー(26)が4リバウンドと選手を入れ替えながら流れを引き寄せた。富永やジャリル・オカフォー(29)が目立ちはするが、ロイブル監督は「強さの1つはベンチメンバーがもたらしてくれるエネルギー」と信頼を寄せる。
試合前、主将のケビン・ジョーンズ(36)は「勝つことに飽きず、良いプレーを続けていこう」とチームを鼓舞したが、6人が2桁得点を記録し、スピードとスタミナで最後まで相手を上回った。16日の島根戦を終えると、リーグは2週間中断する。島谷伶(25)は「全員40分フルに戦える気持ちを持っている。7連勝していい形でバイウイーク(中断期間)を迎えられるようにしたいと思います」。勢いはまだまだ止まりそうにない。