<東京デフリンピック>◇15日◇開会式◇東京体育館日本で初開催となる聴覚障害者による世界最大の国際スポーツ大会、第25回…
<東京デフリンピック>◇15日◇開会式◇東京体育館
日本で初開催となる聴覚障害者による世界最大の国際スポーツ大会、第25回夏季デフリンピック東京大会が開幕した。
開会式の選手入場後には秋篠宮ご一家が出席され、スーツ姿の秋篠宮さまは「世界の人々の友情と親交が、さらに深まることを期待いたします。本大会が聞こえない・聞こえにくい人と、聞こえる人が互いの違いを認め、尊重し合い、誰もが個性を生かし、力を発揮できるインクルーシブ社会の実現に寄与することを祈念し、開会式に寄せる言葉といたします」などと述べられた。
紀子さまをはじめ、前日14日の日本選手団結団式にもご出席された佳子さまは濃いピンクのワンピース、悠仁(ひさひと)さまもスーツ姿で見守られた。
デフリンピックは第1回が1924年にパリで開かれ、今回で夏季25回目を迎える歴史ある大会。話し声と同程度の55デシベルが聞こえない選手が対象となっており、競技中は補聴器や人工内耳が使用できない。
今大会は世界81の国や地域などから史上最多3081選手がエントリー。26日の閉会式まで、21競技209種目で熱戦が繰り広げられる。