西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す今井達也投手(27)に大きな注目が集まっている。ニューヨーク・ポスト紙…
西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す今井達也投手(27)に大きな注目が集まっている。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン氏記者は14日(日本時間15日)、米専門テレビ局MLBネットワークの番組「MLBナウ」に出演し、今井を通算65敗58敗の先発右腕ディラン・シース(29=パドレスFA)、通算81勝52敗の先発左腕フランバー・バルデス(31=アストロズFA)とともに言及。「先発投手のマーケットは非常に強力。シーズ、バルデス、イマイがトップにランクされる」と、今井がFA先発投手トップ3に入るとした。
同局の別の情報番組「MLBトゥナイト」では、有力野球記者3人が出演し今井について議論。ジャレッド・キャラビス記者は「彼は99マイル(約159キロ)の球を投げるが、多くの球を織り交ぜ本塁打を打たれない。多くの球団にとって非常に魅力的なターゲットだ」と指摘した。
ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者は「スカウトは直球の制球が抜群だと評していた。ドジャースが3人の日本人選手で連覇したことで、他球団も日本人選手の市場に大きな期待を寄せ始めた」とし「スカウトらが一つ不安視しているのは、イマイがマウンド上で感情を出しすぎること」と話した。
ドジャースのラジオリポーターを務めるデービッド・バッセー記者は「彼はこの2年で感情面では大人になったと聞いている。ヤンキースやメッツなど多くの球団が積極的に獲得に動く」と話した。
今井のポスティング申請は19日に行われる見込み。