<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー…

<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー70)◇賞金総額325万ドル(約4億8800万円)優勝48万7500ドル(約7310万円)

残されていた可能性は予選落ちで全て消滅し、これまで保持していたシードを失った。

渋野日向子(27=サントリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と大崩れし、通算6オーバーの146で54位から95位に後退し、今季出場23試合で13度目の予選落ち。今季ツアー出場はこれで終わった。

年間ポイント・ランキングはここまで104位。この試合で上位にいけば、来季もフルシードが保持できるポイント80位以内、準シードの100位以内に滑り込める可能性はあったが、予選落ちで全ての望みが絶たれた。

前日は予選通過圏ぎりぎりの54位に粘っていたものの、今季を象徴するかのように、スコアの乱高下はシーズン最後まで続いた。

試合後に本人は「本当に一番ひどい1年だったと思う」と涙ながらに答えた。

今季のトップ10入りは、7位に入った5月末開幕の全米女子オープンの1度だけ。米国を主戦場にして4年目で、23年もトップ10は1度だけだったが、年間ポイントは83位だった。

ツアー全体の各部門の成績でも、平均スコアは118位(72・404)、平均飛距離は95位(256・770ヤード)、フェアウエーキープ率は82位(70・20%)、パーオン率は122位(66・20%)、平均パット数は74位(29・930)、サンドセーブ率は100位(40・7%)。渋野の立ち位置が分かる数字となっている。

今後は来季のツアー出場権を懸け、より出場の優先度の高い最終予選会(12月4日から5日間、米アラバマ州)に出場し、上位25位以内を目指す。