<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー…

<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー70)◇賞金総額325万ドル(約4億8800万円)優勝48万7500ドル(約7310万円)

西村優菜(25=スターツ)が今季ベストとなる64で回り、76位から日本勢最上位の15位に急浮上した。

8バーディー、2ボギーの64、通算4アンダーの136。リン・グラント(スウェーデン)ら首位とは5打差の好位置だ。

2オーバーからスタートしたものの、前半で1つスコアを伸ばし、後半は4連続を含む6バーディーで通算4アンダーにした。フェアウエーキープ率は100%だった。

「フィーリングが良かったので、カットラインというよりかは、上を見て回ろうとやっていた。バーディーラッシュで上がることができたので、すごくいいラウンドだった」と納得の表情。

一方で「この米国の、このコースで6アンダーを出せたのは、すごく、ちょっと、びっくりしているところもあるが、すごく自信になる部分」と、予想以上の結果になったようだ。

今季は不振が続き、ここまでの年間ポイント・ランキングは127位。来季のシード喪失危機にあり、現状では準シード圏の100位以内を目指し、今季最後の試合に臨んでいた。決勝ラウンドで優勝争いに加わり続ければ、100位以内への滑り込みもある。

「もちろん、上位争いしたい気持ちはあるが、コース内でそれは捨てないといけない。頭の片隅を置きながら頑張れたらいい」

今季最高は10月のロッテ選手権の23位。今季最後の試合で、西村が底力を見せられるか。