<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー…
<米女子ゴルフツアー:アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン>◇第2日◇14日◇米フロリダ州ペリカンGC(6349ヤード、パー70)◇賞金総額325万ドル(約4億8800万円)優勝48万7500ドル(約7310万円)
年間ポイント・ランキング70位の吉田優利(25=エプソン)が、今季ツアー最終戦となる20日開幕のCMEグループツアー選手権(米フロリダ州)への出場に望みをつないだ。
76位から出て4バーディー、2ボギーの68で回り、通算イーブンパーの140で43位、価値ある予選突破を果たした。決勝ラウンド次第で年間ポイントを積み上げ、最終戦出場資格の同60位以内の可能性が残った。
「ちょっとずつ、ゴルフが良くなってきた感じがある。ここで4日間できるのは、自分にとってプラスでしかないし、いい経験になる。経験といいつつ、しっかりいいスコアを出して、パフォーマンスとして発揮できるように準備したい」
表情を引き締め、油断はまったくない。
この日は出だし10番でいきなりボギーをたたくなど「ちょっと雲行き怪しいのかなと思ったが、すごくうまく立て直しができた」。
前半でスコアを1つ落としたが、後半はバーディー3つ。8番はピン奥5メートル以上ある下りのパットを沈め、ナイスパーセーブ。本人も「あのパットで9番のティーショットの気持ちが全然違った。あれは今日一番、良かったパットだった」と振り返った。
年間ポイント80位以内が得られる来季のフルシードは既に確定させており、最終戦への逆転出場を目指し、残り2日間は攻めるだけ。
この日、WOWOWのインタビュー中、頑張った吉田を祝福するかのように、リスが突然現れて「いや~びっくりしたあ~」と、驚きと大笑いする場面もあった。シーズン最終盤を、持ち前の笑顔とガッツで乗り切る。