全米野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票によって決まる今季のMVPが13日(日本時間14日)に発表され、ドジャース大…
全米野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票によって決まる今季のMVPが13日(日本時間14日)に発表され、ドジャース大谷翔平投手(31)が3年連続4度目の受賞を果たした。通算4度目の選出は、歴代最多762本塁打を放ったバリー・ボンズの7度に次いでメジャー歴代単独2位になった。
MVP発表の中継では、今年も真美子夫人と愛犬デコピンとのスリーショットを披露した。メジャーのMVPや新人王の発表では、スタジオと選手の自宅を中継でつなぎインタビューを行うことが慣例で、家族や恋人と登場することが多い。今年も通例に従って姿を見せた。
名前が読み上げられた瞬間、大谷と真美子さんはデコピンを抱きしめ、大谷はデコピンに軽くキス。
大谷は落ち着いたブラウンのニット姿、真美子さんもブラウンの胸ポケット付きシャツにポニーテールと、まるで“デコピンカラー”を意識したかのようなリンクコーデだった。
大谷は「ワールドシリーズで勝ったのが、一番自分の中で素晴らしい出来事だったと思いますし、その最後の締めくくりとして、MVPを取れたということは大きなことなので、全ての人に感謝したいと思います」と笑顔で話した。
デコピンは23年11月のMVP発表時に初登場しており、3年連続での登場。真美子さんは結婚後初受賞だった昨年に続いての登場になった。
▽大谷翔平歴代MVP受賞アラカルト
◆21年(エンゼルス、27歳)初受賞 日本人で初めて満票選出。電話インタビューで「1人で寂しく過ごすと思いますけど(笑い)。家族というか母親とかは来ているので。また明日もあるので、早めに寝ると思います(笑い)」と笑顔。
◆23年(エンゼルスFA、29歳)2度目の満票受賞 この年にデコピンが初登場。自宅ソファでデコピンをなでる姿が話題となり、結果発表後にはハイタッチも披露。「投打のバランスはすごく良かったんじゃないかなと思います。最後まで出続けられなかったわけではないので、そこだけが心残り」。
◆24年(ドジャース移籍1年目、30歳)3度目の受賞 結婚後初の中継登場で、真美子夫人とデコピンとのスリーショットを披露。大谷は「ドジャースの一員として代表してもらった賞。シーズンもワールドシリーズもみんなでつかみ取ったもの」と語った。