カーリング女子のフォルティウスが13日、都内でアウトドアウエアブランド「コロンビア」のイベントに登場した。20年からサポ…
カーリング女子のフォルティウスが13日、都内でアウトドアウエアブランド「コロンビア」のイベントに登場した。
20年からサポートを受け、今回はチームカラーを施したコラボシューズ「サップランド」のフォルティウスモデルを着用。スキップ吉村紗也香(33)は初めてサップランドを履いたときを振り返り「氷に上がったら、本当にすべらなかった」と笑顔を見せた。
今季は3つの山を乗り越える。9月には代表決定戦を勝ち抜き、日本代表に決定。2つ目の山として、12月5日開幕の五輪最終予選(カナダ・ケロウナ)を控える。
9月下旬から米国、カナダと約2カ月遠征を行い、前日に帰国したばかり。自然に囲まれ、ハイキングなどアウトドアを楽しんだという。一方で、インドアの競技では6大会に参加。セカンド小谷優奈(27)は「結果が出ない時もあったが、トライアンドエラーを繰り返して、それを次に生かせた。しっかりチームで話し合って実行できた」と収穫を明かした。
その先には、来年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)を目指す。重要な戦いが続くが、リード近江谷杏菜(36)は「ケガはできないので、練習の行き帰りも本当に慎重に歩いている。このサップランドがあれば安心して歩ける」と足元を固めた。
最終予選は8チームが参加し、残り2枠の五輪切符を争う。吉村は「4年かけてきた思いを出し切って次につなげたい。このチームなら絶対勝てると信じて戦う」と白星へ炎を燃やした。【飯岡大暉】