明治神宮大会の開会式が13日、明治神宮会館で行われ、広島からドラフト5位指名を受けた佛教大の身長191センチ右腕、赤木晴…

明治神宮大会の開会式が13日、明治神宮会館で行われ、広島からドラフト5位指名を受けた佛教大の身長191センチ右腕、赤木晴哉投手(4年=天理)が有終の美を飾る決意を見せた。

佛教大は2年連続の出場。昨年は1回戦で創価大に敗れて初戦敗退に終わった。赤木も救援で登板し、3回3失点と振るわなかった。今大会へは「去年の秋に悔しい結果に終わっているので借りを返せるように頑張っていきます」と力強く語った。

初戦では14日に日本文理大(九州4連盟代表)と対戦。勝てば連覇を狙う青学大(東都大学)が待っている。開会式後に応じた取材では隣に中日ドラフト1位の青学大・中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)が並ぶ中で、「1回勝つと青山学院さんとできるのでそこは楽しみにしています」と闘志を燃やした。

神宮のマウンドは今年6月の全日本大学選手権でも経験。自己最速となる153キロをマークした場所だ。今大会が大学生活最後で、「勝って終われるように明日から全力でやっていきたい」と有終の美を飾るつもりだ。

今年は関西第1代表として挑み、「関西の代表としてしっかり戦っていきたい」と気合十分。同大学初で、関西勢としても97年近大以来28年ぶりの頂点を狙う。