14日に開幕する明治神宮大会の開会式が13日、都内で行われた。初出場の元日本ハム、ソフトバンクの帝京長岡(北信越)の芝草…

14日に開幕する明治神宮大会の開会式が13日、都内で行われた。

初出場の元日本ハム、ソフトバンクの帝京長岡(北信越)の芝草宇宙監督(56)は、「こういう場に来るのはとても懐かしい。また来られるなんて、想像もしていなかった。この年になっても経験させてもらえる。感謝の気持ちが沸いてきました」と、全国の舞台に胸躍らせた。

帝京OBで、神宮球場は東京大会でいつも戦った球場だ。「当時の帝京は打線がよかったので、みんなでよく打ちましたよ」と、当時を懐かしく思い出し「でも、ウチのチームは守り。逆ですけどね」と、笑みを浮かべた。

今大会は、母校帝京(東京)も出場。12日の東都大学野球1部、2部入れ替え戦では帝京OBの金剛弘樹監督(46)が1部昇格を果たしたばかり。「なんか(帝京の)波がきてますね。私はいつも『帝京魂』を感じながらやっていますよ。心の準備、気持ちが大切。そのための練習です」と、熱い思いを明かした。

14日は英明(四国)と開幕戦を戦う(8時30分試合開始)。「選手たちには思い切ってやらせたい。何とか勝ちたいですね」。神宮凱旋(がいせん)を、勝利で飾る。