阪神は13日、野球振興の一環として、履正社の女子硬式野球部に訪問指導を行った。箕面市内のグラウンドで、約2時間にわたり…

 阪神は13日、野球振興の一環として、履正社の女子硬式野球部に訪問指導を行った。箕面市内のグラウンドで、約2時間にわたり、前阪神打撃コーチの水口栄二氏と、前阪神投手コーチの福原忍氏(本紙評論家)が40人の部員に助言を送った。

 福原氏は「高校生の女子選手を教えるのは、初めてでしたが、選手のレベルの高さに驚きました。一人一人がアドバイスを熱心に聞いてくれて、これからの成長が楽しみな選手が多いと感じました」と目を丸くした。

 福井桃亜主将は「プロ野球を経験した方からいつもと違ったアプローチで教えていただき、貴重な体験をすることができました。教えていただいた内容は、理解できましたので、今後にいかしていこうと思っています」とコメントした。

 阪神は関西圏の高校女子硬式野球部の練習に球団OBを1日臨時コーチとして派遣し、選手への技術指導を行っている。履正社は2017年の選抜大会で日本一となった強豪校。今回は、5月の神戸弘陵に続いて2回目の開催となった。