J2ベガルタ仙台が13日、仙台市内で練習を行った。終了後には9日に58歳の誕生日を迎えた森山佳郎監督に報道陣からサプライ…
J2ベガルタ仙台が13日、仙台市内で練習を行った。終了後には9日に58歳の誕生日を迎えた森山佳郎監督に報道陣からサプライズケーキが贈られ、プレゼンターのFW荒木駿太(26)とDF井上詩音(25)から愛のこもった手荒いバイトも。祝福に「ええ年になってきたけど、若いもんには負けんぞ」と笑顔を見せた。
誕生日当日の前節、熊本戦では2-0で完封勝利し、プレーオフ圏内の6位をキープ。J1昇格へ自動昇格の可能性を残し、プレーオフ進出に前進した。リーグ戦は秋田、いわきとの2戦を残すのみとなった。この日森山監督は、次戦までの練習日数を強調し「運命が変わるかもしれないぐらい大事なトレーニング」と選手たちに熱く訴えかけ、有限な時間の中で「強度と質の部分をもう一段階アップしていきたい」と目先の一戦を見据えた。
仙台で迎えた2度目の節目に指揮官は「一番大きな目標は、宮城、仙台、サポーターの皆さん、ベガルタファミリーの皆さんに愛されて必要とされて応援されるクラブになるということ。帰る場所に帰って本当に喜んでもらいたい。その夢に手が届く場所にいるのでぜひとも成し遂げたい」と改めてJ1復帰を誓った。【高橋香奈】