サッカー日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、ガーナ代表(同73位)戦を翌日に控え、会場の愛…
サッカー日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、ガーナ代表(同73位)戦を翌日に控え、会場の愛知・豊田スタジアムで会見した。
先月の活動ではブラジルに前半2失点しながら後半に3点を奪い逆転勝ち。そのいいイメージを持って臨む11月シリーズとなる。ただ森保監督は「過去の勝利が次の勝利を約束してくれるものではない」「一喜一憂せず、明日の試合に反省を生かしていきたい」と気持ちを引き締めて臨む。
対戦するガーナは過去ワールドカップ(W杯)に4度出場し、2010年南アフリカ大会ではベスト8にも進出しているアフリカの雄だ。FIFAランキングは70位台とあって日本と比較すれば“格下”となるが、森保監督は「FIFAランクだけで力を測れない。9月、10月にW杯を決めるチームは力を持っている国ばかり。厳しい戦いはいつも覚悟している」。その相手チームの印象についても「来日していない選手もいますけど、非常に多くのいい選手がいる。個の力で局面を打開できる能力の高い選手がいる。(9月、10月と)これまで4試合やった中でも一番、個の能力が高い」と警戒した。
また、ガーナ代表を指揮するオットー・アッド監督についても、現役時代はブンデスリーガでプレーし、引退後も同国でコーチ業に従事していたことから「指導者としてもドイツを中心にキャリアを積んでこられて組織的に戦える。戦術もしっかりチームに落とし込んでいる印象が強い。攻撃的にも守備的にも戦えるし、4バックでも3バックも戦える洗練されたチーム」と説明した。
12月5日(日本時間6日)に米ワシントンでW杯の組み合わせ抽選会が行われるが、第2ポットの日本に対し、ガーナは第3、第4ポットだけに同組となる可能性もある。力を試しておく上で絶好の相手とも言えそうだ。