プロ野球の発展に大きく貢献した野球人に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が13日、都内で開かれ、ソフトバンクを5年ぶり…
プロ野球の発展に大きく貢献した野球人に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が13日、都内で開かれ、ソフトバンクを5年ぶりの日本一に導いた小久保裕紀監督(54)が初受賞した。
球団では20年に受賞した工藤公康元監督以来。小久保監督は24年に就任1年目でリーグ制覇すると、2年目の今季はリーグ連覇と日本一を達成した。
球団広報を通じたコメントは以下の通り。
「このたびは、名誉ある正力松太郎賞を受賞させていただくことを大変光栄に思います。チームを代表して、すべての関係者、そしてファンの皆さまに心から感謝申し上げます」
「今年こそは頂上まで登りきる、という思いでシーズンに入り、選手たちはそれぞれの役割を理解し、最後まで勝利を信じて戦い抜いてくれました。その姿勢こそが、今回の受賞につながった最大の要因だと思っております」
「今年のチームスローガンに掲げた『PS(ピース)!』まさにProfessional Spiritで全員がピースとなってくれました。監督として、そんなたくましい姿を見せてくれた選手たちを率いることができたことを誇りに思います」
「また、コーチ・スタッフ・フロントの献身的なサポート、そして常に温かく、時に厳しく見守ってくださったファンの声援が、チームの力になりました。この賞は、福岡ソフトバンクホークスという組織全体の努力の結晶です。これからも福岡の皆さま、そして全国のホークスファンに誇りに思っていただけるチームづくりを続けて参ります。本当にありがとうございました」