全米野球記者協会(BBWAA)が12日(日本時間13日)、今季のサイ・ヤング賞受賞者を発表し、パイレーツの先発右腕ポール…

全米野球記者協会(BBWAA)が12日(日本時間13日)、今季のサイ・ヤング賞受賞者を発表し、パイレーツの先発右腕ポール・スキーンズ(23)が1位票30の満票で210ポイントを獲得し初受賞した。

メジャー1年目の昨季は新人王に輝いており、新人王の翌年にサイ・ヤング賞に輝いたのはメジャー史上2人目となった。ナ・リーグで満票の同票受賞は16人目だった。

スキーンズは今季32試合に先発し10賞10敗、リーグトップの防御率1・97、216奪三振をマーク。新人の年から2年連続でオールスターに選出された。

最終候補の3人に入っていたドジャース山本由伸投手(27)は1位と2位票は入らず、3位票が16などを得て72ポイントを獲得し3位。フィリーズの先発左腕クリストファー・サンチェス(28)は2位票30で120ポイントを獲得し2位だった。

米専門テレビ局MLBネットワークの発表番組には、スキーンズとサンチェスが登場しインタビューに答えたが、山本は登場しなかった。スキーンズは受賞後に家族や友人、恋人でインフルエンサーのオリビア・ダンさんらとともに登場し「みんなと一緒にこの場にいられて最高だ。みんな、僕の野球人生に影響を与えてくれた存在。(成功の理由は)諦めず、素晴らしい人々に囲まれ、懸命に練習し、自分のやるべきことをしっかりやること」と話した。