全米野球記者協会(BBWAA)は12日(日本時間13日)、記者投票で最も優秀な投手を選ぶ「サイ・ヤング賞」を発表。ナ・…

 全米野球記者協会(BBWAA)は12日(日本時間13日)、記者投票で最も優秀な投手を選ぶ「サイ・ヤング賞」を発表。ナ・リーグはポール・スキーンズ投手(パイレーツ)がメジャー2年目で初受賞した。最終候補3人に残っていた山本由伸投手(ドジャース)は3位だった。

 同賞はBBWAA15支部からランダムに選ばれた2人、計30人が5名連記で投票。1位7点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点とし、その合計点で決定する。投票締切はレギュラーシーズン最終戦翌日で、ポストシーズンでの活躍は含まれない。

 山本は連覇したワールドシリーズで3勝を挙げるなど鮮烈な印象を残しただけに、SNS上では「残念」「えぇー、何でだよ」「ちょびっと期待していた」「残念です…。」などと受賞を逃したことに落胆の声もあった。その一方でレギュラーシーズンで圧倒的な成績を残したスキーンズをたたえると同時に「まぁ、山本由伸は近いうちに取るはず」「近い将来ぜったい取る」「山本由伸は3位は立派」「3位おめでとう!!!」「来年はサイ・ヤング獲ってほしい!」「由伸半端ないって!」「3位となってました すごいですね!!!」と今季の山本への称賛と、来季以降への期待のコメントが寄せられた。

 山本はレギュラーシーズンで12勝8敗、防御率2・49、201奪三振。ワールドシリーズで中0日での2勝を含む3勝を挙げシリーズMVPに輝くなど、ポストシーズンでは計6試合に登板して5勝1敗、防御率1・45、33奪三振の好成績を残した。