バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(63)が12日に地元ラジオ局カタルーニャ・ラジオのインタビューに応じ、さまざまな質問…

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(63)が12日に地元ラジオ局カタルーニャ・ラジオのインタビューに応じ、さまざまな質問に答えた。

ラポルタ会長はまず、インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWメッシのカンプ・ノウ訪問について、「それはバルセロナ愛に満ちた自発的な行動だった。あそこは彼の家だ」と言及し、21年夏の退団については「まったく後悔していない。バルサは会長、選手、監督、何よりも上にある。皆が望んだ形ではなかったが、あの時はできなかった。もし退団セレモニーをできるなら、喜んで行うよ」とコメント。メッシのバルセロナ復帰の可能性については、「メッシやクラブ関係者に対する最大限の敬意から、非現実的な臆測はしたくない」と返答した。

スペインサッカー連盟がヤマルのけがを巡り、バルセロナに不快感を表明したことに関しては、「医師の指示を受けた時点で通知した。我々は代表チームの発言を尊重する。論争は望んでいない。我々は自分たちにとって適切なペースで選手たちの治療に努めている。バルサの利益のためにやるべきことをやっているんだ。バルサは自分たちの選手をクラブで起用できる状態にしておきたいと思っている。休息期間がたまたまインターナショナルブレイクと重なった。代表チームはワールドカップの出場権をほぼ手中に収めており、順位には影響しない」と見解を示した。

レアル・マドリードとの関係性については、「彼らがネグレイラ事件で出廷し、無関係で決定的でない事実を提示しているので、関係は良くない。事件が未解決であることは、彼らに何らかの利益をもたらすはずだ。我々はそれを好んでいないし、緊張した状況にある。我々は永遠のライバルであり、お互いに敬意を払っている」と言及した。(高橋智行通信員)